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土佐和紙とは
土佐和紙は古くから製造される伝統的和紙です。
土佐和紙の起源ははっきり分かりませんが、おおよそ千年前とされています。江戸時代には、土佐和紙の製造は土佐藩によって奨励されました。
その後、手漉き和紙は大量生産やスケールアップが困難であるため、明治時代後期以降、紙の生産は次第に機械漉き(洋紙)に置き換わってきました。
ここ高知では伝統的な手漉き和紙のノウハウを生かして、機械漉きの和紙や特殊紙を製造する会社が数多くあります。
また手漉き和紙は、独特の風合いがあるため、現代でも伝統工芸として脈々とここ高知で伝承され、製造されています。
土佐和紙は手漉き、機械漉きともに独特の風合いがあり、書道、紙工芸品(ちぎり絵、ぺーぺーフラワー他)、典具、障子、ふすま、版画、包装紙、各種インテリア用などに幅広く使われています。
土佐和紙(手漉き)の製造工程
1.原材料
原材料は木の皮です。木の種類は、楮(こうぞ)、三つ叉(みつまた)、雁皮(がんぴ)などです。
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| 原材料 | 原料(皮部分) | 蒸し器 |
2.煮沸
1の原料はアルカリ(ソーダ灰、苛性ソーダ、消石灰)添加後、2〜4時間煮沸処理されます。この処理によって原料はパルプ繊維にまで微細化されます。
| 煮沸 | 煮沸用大釜 |
3.水洗と漂白
煮沸蒸解した原料を、水洗後、約一日間、水流の中に放置します。 その後、日光(紫外線)による漂白、または漂白剤による漂白を行います。この処理によって材料は白くなります。
| 水洗 | 水洗工程用道具 |
4.中間原料からの塵、夾雑物の除去
この作業は昔ながらの手作業ですので、根気を要します。
5.叩解、離解
1)乾式叩解
昔は木の棒を用いて、手作業で叩解をしていました。もちろん今は機械で行います。
| 叩解 | 叩解道具 |
2)離解
叩解した材料を水の中でほぐして、細分化します。 今日ではビーターと呼ばれる機械で離解をします。
6.抄紙
離解した材料を、水と植物から採取した粘調剤の入った横長の槽に移します。よく攪拌した後、簀桁を用いて紙を漉きます。
| 抄紙 | 簀桁(簀の子) | 槽 |
7.脱水と乾燥
漉いた紙を圧搾機で脱水後、天日または乾燥機で乾燥します。
| 脱水 | 昔の圧搾道具 | 昔の乾燥作業風景 | 昔の乾燥作業風景 |
8.裁断
品質検査の後、裁断機で様々のサイズにカッティング、梱包します。
| いにしえの裁断風景 | 裁断道具 |
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